2018年3月1日木曜日

オーガニックワールド

ポートランドの人が好きな物。ヨガ。自転車。それからオーガニック食品。どこのスーパーに行ってもオーガニックのセクションがある。

野菜や果物だけではなくて、お肉も普通のものとオーガニックのものがある。お肉がオーガニックというのは牛肉なら牛が無農薬の草を食べている、ということになる。

生鮮食品に以外にも、パン、クッキー、コーヒー豆、クッキングオイル、チョコレート、ポテトチップス、恐らく口に入るものの大体はオーガニックのチョイスがある。

値段は、大体20〜30%くらいの割合でオーガニック製品の方が高い。あらゆるものをオーガニックにしていれば、癌になるリスクをより減らせることができて理想的なのかもしれないが、家計にかなり響くことになる。

EatingWellというウェブサイトによると、野菜や果物には、農薬を吸収しやすく、無農薬のものを選んだ方がいいものと、農薬を吸収しにくく、無農薬のものを選ぶ必要がそれほどないものがあるそうだ。

オーガニックのものを買う必要がない野菜果物として挙げられているのは

アボカド、とうもろこし、パイナップル、キャベツ、グリーンピース(冷凍)、玉ねぎ、アスパラガス、マンゴー、パパイヤ、キウィ、メロン、グレープフルーツ、カリフラワー。

皮が厚いものや、農薬を使わなくても育ちやすいものが該当するようだ。

逆に皮ごと食べるものや、農薬を吸収しやすいことから、オーガニックのものを買った方がよいとされるの野菜果物は、

いちご、りんご、桃、セロリ、ぶどう、さくらんぼ、ほうれんそう、トマト、パプリカ、ミニトマト、きゅうり。

なるほど、選択的にオーガニックのものを買えば、健康でいながら少し家計も抑えられるかもしれない。

食品以外にもオーガニックのものはある。歯磨き粉、日焼け止め、シャンプー、タオル・・・。健康志向のお金持ちの人ならとにかく何から何までオーガニックにするのかもしれない。

ポートランドにはそういう健康志向の人が行くスーパーマーケットが至る所にある。その一つは最近Amazonに買収されたWhole Foodsというお店。ボストンに住んでいた時に友達がWhole Foodsの薬局セクションで働いていた。ある日女性のお客が「オーガニックの妊娠検査薬ありますか?」と聞いてきたそうだ。オーガニックの生理用品はあるけど、さすがに妊娠検査薬はないだろう。尿をかけるだけなのに、どこをどうオーガニックにしたいんだろうね、と笑ったのを覚えている。

そのWhole Foodsが蘭の学校の近くにある。Amazonに買収されてから、全体的な値段が下がって前よりも敷居が低くなったので、最近時々立ち寄る。

デビ男はなるべく無農薬の物を選ぼうとする「ビンボーなのに健康志向」というやっかいなタイプなのだが、先日デビ男がそのWhole Foodsで買ってきた物を見て愕然とした。

オーガニックのパンツ!



生まれたての赤ちゃんの産着とかならオーガニックにするのもわかるが、50年も生きたおケツをオーガニックの布で包む必要あるの???

やっぱり変わった人だわ〜😵









1 件のコメント:

Snow さんのコメント...

面白い‼オーガニックパンツなんて!
オーガニックカーテンにオーガニックカーペットも既に商品としてあるのかな?