2018年2月23日金曜日

コストコへようこそ!

前回は、年々アメリカ人化している自分についての投稿をしたが、今日もちょっとそれに関わるお話。

もし日本にいながらアメリカ人になった気分を味わいたいという人がいたら、ぜひ足を運んで欲しいところがある。日本に数年前にオープンした倉庫型のお店Costco(コストコ−アメリカでは「コスコ」と発音する)!ディズニーランドに行くよりももっとリアルなアメリカン体験ができると思う。会員制だが、会員の人と同伴なら非会員の人もゲストとして入れる。ちなみにアメリカでは個人の年会費は60ドル。日本では4,400円だそうだ。

我が家は2年前から4人家族になったものの、デビ男は年間で合計4ヶ月以上は留守だし、Costocoの会員になる利益はあまりなさそうだよね・・・と自分に言い聞かせていたのだが、あのちょっとクレイジーな量の買い物をしてみたい💓というミーハー心に負けて、ついに去年の夏に会員になってしまった😅ちょうどその頃、会員になったら20ドル分のお買い物券がもらえるキャンペーンをやっていて、まんまと釣られてしまったのだ🎣

店舗は文字通り倉庫という感じでとにかくデカイ。当然ながらだいたいの店舗は郊外にあって、我が家から最寄りのCostcoは車で25分。店内に入る時は、なんとなく胸がドキドキする。その点ではディズニーランドと似ているかもしれない。ちょっと深呼吸をしなければならない。一旦入ると、簡単には出てこれない。なんせ広いから、子連れなら迷子にならないよう細心の注意が必要だ。それから前もって買い物のリストを作ってそれに集中しておかないと、目移りするものがたくさんあり、最後には放心状態になってしまいかねない。特に初心者はどこに何があるかわからないので、時間的心理的に余裕を持っていないと、体調を崩す可能性もある。そのくらい圧倒される雰囲気がCostcoにはある、と私は思う。

店内には天井に届くほどの高さに物が積み上げてある。入ってすぐは、テレビなどの電化製品、ヒーターやマッサージチェアもある。安いのか高いのかわからないような値段が付いている。それから、洋服、ソファなどの家具、そしてさらに奥に進むとワインやビール、それから生鮮食品が続き、ベーカリーコーナーが続いて、日用雑貨、食品などがある。

一つの物を買うのにとても勇気がいる。前回行った時は美味しそうなデニッシュがベーカリーコーナーにあって、一個食べてみたかったのだが、ひとパックに8個入り。賞味期限は翌日。値段は7ドルちょっとで一個あたりの値段はお得なのだが、買ってご近所さんに分けるか、無理やり期限内に食べるか・・・結局買わなかった。

肉や魚についてもひとパックの量が多いので、自宅に大きな冷凍庫が必要となる。野菜や果物も結局腐らせてしまいかねないので、ちょっと安くても買うのに躊躇してしまう。

食料品や日用雑貨の全体的な値段設定は、なかなか安いなと思うものもあれば、そうでもないものが混ざった感じだ。中には近所のスーパーの方が安いというものもある。例えばオーガニックの卵24個入りが6ドルちょい。我が家がよく利用するTrader Joe'sでは12個入りが4ドルなので、それに比べるとお得なのだが、最近近くにオープンした別のスーパーでは3ドルなので、そちらには負けている。

トイレットペーパーはどうだろう。Costcoのトイレットペーパーは柔らかくて好きなのだが、なんせ6個入りx5パック(19ドル)で売ってあるので、収納に困る。前回トイレットペーパーを買って帰った時は、なんとかベランダにあるクローゼットにぎりぎり押し込めることができたが、デビ男がクローゼットを開けるたびに雪崩が起きていた。

ということで、びっくりするようなお得なものははっきり言って売っていないのだ。でもせっかく会員なのだから、せっかくはるばるやってきたのだから、という思いからかショッピングカートは瞬く間にいっぱいになってしまう。当然出費もすごい💸

もし、家族がサザエさんちくらいの大家族で、Costcoにひと月に一回以上行くのならお得なのかもしれない。我が家のようにふた月に一回行くか行かないかくらいだと、却って損をしている気がする。もっと賢くてやりくり上手な人は、Costcoを最大限に活用する方法を知っているのだろうけど。そこまではいいやー。




2 件のコメント:

Snow さんのコメント...

生鮮食品は大量に買ってしまうと消費するのに困るよね。バラエティー豊かに料理を思いつける人なら楽しめていいのかな?
お店側からしたら大量に商品を置いておいて売れたらそう何度も運び入れなくて助かるというのもあるんだろうね。

RM さんのコメント...

Snowさん
腐らせると結局節約したのかなんなのかわからなくなるよねー。