2017年11月20日月曜日

不思議なリス

アメリカに初めて来た時、そこらじゅうにいるかわいいリスに感動したものだった。友達とはしゃいでリスの写真を撮っていたら、通りすがりのアメリカ人が「リスがそんなに珍しい?」と不思議そうな顔で言ったのを覚えている。

今はもうここに長く住んでいるのでリスを見ても何とも思わなくなった。逆に日本から来た友達や両親がリスの写真を撮っていると、「リスがそんなに珍しい?」と思ってしまうから、我ながらアメリカナイズされ具合が甚だしい😱

アメリカでリスはカラスと同じくらいの頻度で見かける。木登りが好きで、どんぐりなどの木の実を大きな音をたてて食べている。たまに電柱にも登って電線の上をサーカスのように渡っているのも見かける。

人が近づこうとすると必ずトコトコトコと逃げていくのが普通なのだが、先日はとっても不思議なリスを見かけた。あちらの方から、近づいてきたのだ。まだ小さい子リスだった。

すごく至近距離まで来て、ポーの方を見ている。ポーはとっても嬉しそう。手を伸ばすとちょっと後ずさりしたけど、また後ろから付いてくる。




私たちは通りを渡って反対側に行った。するとそのリスもやっぱり付いてきた。常に1、2メートル後を追いかけてくる。

ポーが猿の帽子を被っているので、それで仲間と思って近づいてきたのかな。ママとはぐれたのかな。お腹が空いているのかな。

あんまりしつこく来るので、うちまで来られたらどうしようと考えていたところで、私たちと反対方向から女性が歩いてきた。するとそのリスはトコトコトコと今度はその女性を追いかけ始めた。ただの人懐っこいリスだったようだ😅

あれからあのリスはいったいどうなったんだろう。まだこの周辺にいるはず。また会いたいな〜。

0 件のコメント: