先日ポーの1歳半検診があった。実はこれまで行っていたお医者さんとは違うところに行った。
これまで何回か定期検診に行ったが、その度によく意味のわからないアンケートを受けさせられた。赤ちゃんに何が出来て、何が出来ないかを知るためのものなのだが、質問がやたらわかりにくいのだ。
例えば、15ヶ月(1歳3ヶ月)検診の時はこんな質問があった。
− あなたがお手本を見せた場合、あなたの赤ちゃんは手の届かないおもちゃをスプーンやスティックを使って取ることが出来ますか?
そんなのやったことないから出来るかどうかわからない。でも「わからない」の選択肢がないので「NO」かな?
− あなたの赤ちゃんは、鏡に映った自分におもちゃを差し出しますか?
これもやってるの見たことないから「NO」。というかこの質問はむしろ「NO」の方が正解じゃないだろうか?
と、悩みながら答えを記入していたら、ほぼ「NO」が全体を占めてしまった。ポーは普通15ヶ月の子が出来ることが出来てないのかぁと思った。
− あなたがお手本を見せた場合、あなたの赤ちゃんは手の届かないおもちゃをスプーンやスティックを使って取ることが出来ますか?
そんなのやったことないから出来るかどうかわからない。でも「わからない」の選択肢がないので「NO」かな?
− あなたの赤ちゃんは、鏡に映った自分におもちゃを差し出しますか?
これもやってるの見たことないから「NO」。というかこの質問はむしろ「NO」の方が正解じゃないだろうか?
と、悩みながら答えを記入していたら、ほぼ「NO」が全体を占めてしまった。ポーは普通15ヶ月の子が出来ることが出来てないのかぁと思った。
結果を集計したものを持って、年配の女性の保健師が部屋に入ってきた。
「ちょっと心配ですね。まぁ、今はグレーゾーンに言っていいでしょう。ただ、これらのことが次の検診までに出来なければ、専門家を紹介しなくてはなりません。」
は?あのヘンテコなアンケートで何がわかるの?
と、心の中で言った。
私は職場の保育園で色んな赤ちゃんを見てきたので、赤ちゃんの成長具合には大きな個人差があるというのをわかっている。それでも、やっぱりこん言い方をされては不安になった。
ポー君、1歳にして既に敷かれたレールから脱線気味なのね。
その日1日気分は晴れなかった。早速その週のプレイグループで他の親にその話をしてみた。すると、結構みんな似たような経験をしているのがわかった。
ある人は、赤ちゃんが1歳検診の時に絵本を見させられて、興味がなかったのかよそ見していたら、眼科の紹介状を書かれたらしい。
別の人は、1歳前の検診で赤ちゃんがまだ「ママ」「パパ」などの繰り返しの言葉が言えていないことを指摘され、「1歳の誕生日がデッドラインです。その日までに言えなければ専門家に診せてください。」と言われ、1歳の誕生日が来るのがとても怖かった、と(結局1歳の誕生日の前日に言えたらしい)。
そうか、お医者はみんなこんなにひどいことを新米の親に言っているのか。自分一人じゃないのがわかっただけでもちょっと気が楽になった。
そしてこの二人はその後、医者をすぐに変えたそう。で、私も変えるべきだとグループのみんなが言う。確かに検診での発言は気に食わなかったが、医者を変えるオプションは全く考えていなかった。さすがアメリカ。医者も選ぶ。気に入らなければ、変える。プレイグループの人のオススメで、かつ我が家から徒歩圏内というお医者さんの連絡先を聞き、早速予約を取った。
で、1歳半検診。そこでも、やっぱり似たようなアンケートはさせられて、ポーはコミュニケーションのカテゴリーでやはり「NO」が多かった。言葉が平均より遅いんだな。でも、お医者さんは、ポーはバイリンガルで育っているから、平均より遅いのは普通ですよ、とあまり気に留めてない様子だった。
アメリカでは最近はとにかく赤ちゃんのうちから発達障害などの兆候をキャッチしてなるべく早く対処するため、こうしたアンケートを検診のたびにさせるようだ。でも、「グレーゾーン」とか「デッドライン」とか、親を不必要に不安にさせるような言い方はやめてほしいものだ。
と、心の中で言った。
私は職場の保育園で色んな赤ちゃんを見てきたので、赤ちゃんの成長具合には大きな個人差があるというのをわかっている。それでも、やっぱりこん言い方をされては不安になった。
ポー君、1歳にして既に敷かれたレールから脱線気味なのね。
その日1日気分は晴れなかった。早速その週のプレイグループで他の親にその話をしてみた。すると、結構みんな似たような経験をしているのがわかった。
ある人は、赤ちゃんが1歳検診の時に絵本を見させられて、興味がなかったのかよそ見していたら、眼科の紹介状を書かれたらしい。
別の人は、1歳前の検診で赤ちゃんがまだ「ママ」「パパ」などの繰り返しの言葉が言えていないことを指摘され、「1歳の誕生日がデッドラインです。その日までに言えなければ専門家に診せてください。」と言われ、1歳の誕生日が来るのがとても怖かった、と(結局1歳の誕生日の前日に言えたらしい)。
そうか、お医者はみんなこんなにひどいことを新米の親に言っているのか。自分一人じゃないのがわかっただけでもちょっと気が楽になった。
そしてこの二人はその後、医者をすぐに変えたそう。で、私も変えるべきだとグループのみんなが言う。確かに検診での発言は気に食わなかったが、医者を変えるオプションは全く考えていなかった。さすがアメリカ。医者も選ぶ。気に入らなければ、変える。プレイグループの人のオススメで、かつ我が家から徒歩圏内というお医者さんの連絡先を聞き、早速予約を取った。
で、1歳半検診。そこでも、やっぱり似たようなアンケートはさせられて、ポーはコミュニケーションのカテゴリーでやはり「NO」が多かった。言葉が平均より遅いんだな。でも、お医者さんは、ポーはバイリンガルで育っているから、平均より遅いのは普通ですよ、とあまり気に留めてない様子だった。
アメリカでは最近はとにかく赤ちゃんのうちから発達障害などの兆候をキャッチしてなるべく早く対処するため、こうしたアンケートを検診のたびにさせるようだ。でも、「グレーゾーン」とか「デッドライン」とか、親を不必要に不安にさせるような言い方はやめてほしいものだ。
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